エア・ウォーター・ベルパール(以下、弊社)は設置面積を従来比40%削減した小型窒素PSAの新機種を開発し、3月28日から販売開始いたしました。
新機種ベルスイングBPN3-100Lは小型窒素PSA、BPNシリーズに新たに加わったもので、発生量はシリーズ最大量の22N㎥/hとなります。
弊社では13N㎥/h以上中規模対応のPSAはベルスイングNSPシリーズのみでしたが、同機販売10年の節目としてBPNシリーズで同等発生量をカバーする新製品を開発した。新吸着剤「ベルファイン」を使用したことで設置面積で従来比約40%減、発生量で同10%増に成功しました。
弊社PSA部片岡正輝課長は「弛まぬ吸着材開発の成果から、大幅なサイズダウンと高効率化に成功し新機種投入に至った。これを機に、小型PSA市場の開拓を強化しシェア拡大を図っていきたい。そのためにも多くの引き合いに対応できる新機種増産体制構築を進めている」とコメントしています。
サイズはW550×D1100×H1650mm、純度4N、発生能力22N㎥/h。ターゲットはリフロー向けで19年度販売目標は10台としている。新機種販売後もNSPシリーズは併売していく予定です。
なお、BPN3-100LのLは「リットル」ではなく「ラージ」のLで、同シリーズ1機目をBPN-11Wとしており、2機目は初号機よりも背が高く発生量も多い為「High」からBPN-44Hと命名しております。また、3機目となるBPN-100Lはシリーズ最大として「Large」のLをつけております。
最新小型BPN3タイプ
https://www.awbp.co.jp/product/bpn3/